今日の訓練(正確には昨日なのだが)はグッシーも飼い主もやる気ナッシング。
飼い主は二日酔いでテンション上がらず。それを感じ取ったグッシーも昨日お山で走りこんだ疲れと飼い主のテンション上がらずのお陰でテンション上がらず。
マッタリと芝生の上を散歩していると老夫婦がパピヨンを連れてきた。話しを聞くと1歳になったばかりの男の子。
グッシーを見て吠える、ほえる、ホエル。
グッシーにはダウンステイをさせてその子が通り過ぎるのを待って再び歩く。
そして訓練の後片付けをしている時にパピヨン(確か名前はライムだったはず)に声を掛けて少し遊んだ。
老夫婦の話しを聞くとダッコをさせてくれないと言う。
孫が学校から帰って来ると嫌がるライムをダッコするそうで多分それがダッコを嫌がる原因だろうと話しをした。
その他ドッグフードを食べないと。話しを聞くとやはり人間が食べている物を与えているそうだ。
そして呼び戻しが出来ないと言われるので「呼び戻しの時には必ず良い印象を与えてますか?」聞くと「ついつい怒ってしまう」と言われた。
そんな話しをしている内に「また不幸なワンコが増えたな~」と感じてしまった。
不幸と言う言葉が適切かどうかは判らないが自分なりにはこの言葉が出てきてしまう。
大事に育てて貰っているのには間違いはないのだが良い関係が築かれるのかを考えると「NO!」となってしまう。
少しばかりワンコの勉強をしている自分がここまで言うのは可笑しな話なんだが自分の経験上感じてしまう。
とある本で読んだのだがアメリカでは犬の躾をする事が1つのステイタスとして書いてある。
大統領が自分の飼っている犬に躾が出来ないと新聞に報道されそこには「犬1匹を育てる事が出来無い人に国を任せられるのか?」とも書いてあったらしい。
アメリカらしいと言えばそうなのだがプライドとして自分が飼っている犬の躾は自分の責任だと感じるアメリカ人は素晴らしいと思うし、廻りがそう受け取っている。
そしてその本に書いてあったのが「謙犬家」が出てくるかもしれないと。
タバコのように犬を飼っていない人からすれば犬の良さは判らないので嫌な部分だけ見えてしまいそれが運動として地位を確立するかもしれないって事だ。
それは現実起こるであろう。ってか起きている。
公園で「犬の散歩禁止」と看板が掲げられている。これは犬を嫌がる人のムーブメントなんである。
飼い主がきちんと他人に迷惑を掛けないようにしていればこんな動きは起きないはずなのだから。
何兆円にもなっているペット産業なのに其れに対するツケが廻って来る事を理解していない人が多すぎる。
これが日本なんだろう。
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躾ができていないと自覚している飼い主さんは、改善の見込みもあるように思っていますが、訓練=かわいそうと思っている小型犬オーナーが多い事に、つい最近愕然としました。
自分さえ良ければいい人が、もうこんなに増えているんだな。と、少し悲しくもなったりします。
まぁ、私なんかが言うのもアレですが。