ここ数日、オシッコをすると泡状態になるし、那智黒が正露丸の大事な部分をなめる事が多くて、お山ではトイプー(♂1歳)に歩きながらも大事な所に顔を突っ込まれていたので、糖尿病?かと思い、病院へ行くと、オシッコの検査では糖はないが、タンパクが少しあるのと、鮮血が少し見られるとのこと。
そこで初めての採血をして、血液を調べてもらった所、慢性腎不全と言われた。
小さい頃から多飲多尿だっだし、ご飯もしっかり食べて、散歩も喜んでするので、思い当たる節がない。
血液検査では、
BUN(血中尿素窒素) 66.0(正常値9.2~29.2)
CRE(クレアチニン濃度・腎機能障害) 4.1(正常値0.4~1.4)
IP(無機リン) 9.3(正常値1.9~5.0)
肝機能やコレストロールは正常値なので、慢性不全が疑われると診断。
その前に去勢していない10歳の正露丸なので、前立腺を調べるとかなり肥大しているそうだ。
よって前立腺肥大と慢性腎不全であろうと、前立腺肥大の薬(ウロエース6日分)と血液の流れを促す(Vasotop14日分)処方され、2週間後に再検査。
フードを腎機能の処方食を勧められたが、断った。
処方食は絶対に食べさせたくない事を先生も理解してくれたし、強くは勧めなかった。
帰宅後直ぐに腎不全のフードをネットで注文して、明日はサプリを買いに行く予定。
先生と話しをして居る中で心臓の一生に動く数の話しを出すと、先生は学生時代に培養実験をしていたそうで、少なくとも心臓の動く数と生命が関係が有るのではなかろうかと。。。但し、絶対的な化学証明が出来ていないので、言い切れないとは言っていた。
患者さんが後に居なかったので初めて獣医さんとゆっりと話しが出来た。先生も色んな事を話しをしてくれて、勉強になったな~~。
先生は今はフードを食べているので問題はないが、食べなくなる前に本当は透析をしたいそうだが、麻酔に耐えうる年齢で無い事と今の獣医学では不可能に近いらしい。
フードを食べなくなると、点滴による水分補給と・・・・・はっきりとそれ以上の事は出来ないので、「食べたい物を食べさせて上げてください」と言ってくれた。
命のあるものなので、何時かは死が訪れる事は覚悟出来ているので、それが来る事に悔やまないようにして上げれる事は自分の出来る範囲でやって上げたい。
都会と違って田舎で出来る事にも限界があるのだから、冷たいかもしれないが自然に任す事が一番大事なのかも知れない。
自分自身もそうだし、家族もそうなのだが、延命治療はやりたくないし、させたくない。
家族が大事じゃないのか!とお叱りを受けるかも知れないが、それが運命だと思う。
生まれて直ぐに亡くなる子や働き盛り、子育て盛り、100歳以上生きている人も運命なんだと思うことにしている。
そうで無いと死を受け入れることが出来ない弱い自分だから。。。。
今年10歳を向かえる那智黒と5歳を向かえる具志堅にも血液検査が必要かも知れない。
結果がどうであれ、その今を対処できる自分でありたい。
診察室を出る前に「今脱サラをして、子犬販売をしている」と開業案内と名刺を渡して話しをしていると、「院長はプロには厳しいよ!」とNo2の先生に言われた。
そりゃ~当然でしょうね。子犬を売ることは趣味じゃないんですから。
命あるものをお客さんに勧めるんですから。。。。
正露丸が1日でも楽しく長く一緒に暮らせる事を望んで今の自分に出来る最大限の事をしてあげるのが、飼い主の使命だと感じている。
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