フリスビードッグの中でかなり有名な方と話しをする機会があった。
海外で競技会やショーにも出ている方でまだまだ若くて、フリスビー競技をやる為に田舎から都会へ引っ越した方。
たまたまお散歩仲間のボーコリのなっちゃんの飼い主さんと知り合いであったので、間に入れてもらって話しをさせて貰ったのだが、ストイックに競技に向き合っている人の話しは聞いていてナルホド~って事が多いね。
犬に何を教えているかを教える事の難しさ。
例えばフリスビーを投げてキャッチをして、飼い主の所へ戻った時に飼い主へフリスビーを渡す事を教える時に犬にしてはせっかく自分が取った宝物をいきなり口から奪い取られる事が嫌で離さないとか、飼い主の後ろでカミカミしたりするのは犬にフリスビーを渡せばまた楽しい事があることをしっかりと教えなければ成らない。
中には飼い主の目の前で口から話して投げて貰おうとする子はいるのだが、これは極一部でほとんどの犬が宝物を離さないらしい。
それをしっかりと犬に判るように根気強く教える必要性があるらしい。
グッシーもダンベル持来で咥えることは出来ても、飼い主の横を素通りして後へ行っていたが、2年間かかってようやく意味を理解してくれた。
フリスビーをキャッチする時にボーコリはキャッチの後に比較的両足で負担が掛からないように着地するのだが、ラブはキャッチする事に必死でその後の事を考えない子が多いそうだ。
そこでフリスビーをキャッチした後に足腰に負担が掛からないように着地の練習も何度もするそうだ。
投げたフリスビーを追っかける事は本能で出来るのだが、それをキャッチする事を教えて、着地を教えて、飼い主の所へ戻る事を教えて、飼い主に渡す事を教えてと1つ1つを教えていくそうだ。
フリスビー界にもイタグレやサルキーなど足の速い子が出てくるがハウンド系の本能が出るのか、キャッチをすると自分の獲物を獲得したと思い戻ってこない子が多いそうだ。
それも練習でしっかりと出切る様になるそうで、ひたすら練習あるのみ。
飼い主に集中力を付けさせる為に飼い主がご飯を食べている間、横で座らせて集中力を付けさせる事もするそうで、奥が深い事も学ばさせてもらった。
グッシーに何度も教えている停座や伏せのスピードもグッシーにはなぜ早くしなければ成らないかを理解してもらっていないんだろうと思う。
飼い主ばかりがイライラとして、グッシーに伝わって居ないんだろうと思う。
問題はココ!
どうすれば伝わるのだろうか?
「座れ」のコマンドで座っているのだから間違いは無いんだから、グッシーとしては怒られる筋合いはないんだが、飼い主は早く座って欲しい。
そこで「早く座れ」のコマンドを使って見ようかな?
脚側停座で斜めになった時に少し声を掛けてあげると斜めに成っている事に気づいて修正するのだから、一つ一つの動きを確実に秋までにやり直す事に。
ついつい、「ま~良いか」で済ましている所を確認して、秋までには確実に出切る様に。
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