目指せ警察犬！目指せｽｰﾊﾟー家庭犬！

ちょっと用事があって訓練所へ行くと所長さんが「丁度川原に行くから一緒に行っておいで」と声を掛けてくれて訓練所の大御所２人(怒られるかな～～)が丁度トラックに犬を何頭か乗せていた。

乗せ終わり出発！場所が判らないのでひたすら後ろをついて行った。
河川敷に着くと芝生の上には白い錠剤が一杯落ちていておそらく除草剤じゃないかと思われたので対岸に移動。

早速一頭ずつ車から降ろして追及の訓練が始まった。
出来る子はスイスイと進み、まだの子はオヤツを使って訓練をしていた。

そこでグッシーを車から降ろしてこの雰囲気の中で出来るのか？と服従を始めたが地面の匂いが気になって仕方がないようで集中が出来ていなかった。

休憩をさせていると「選別をやってみないか？」と言われこのだだっ広い、前には大きな橋で車がビュンビュン、横にも車がビュンビュン！
その中移行臭を使って選別開始。

選別台へ向かわすのだが動きに切れがなく集中していないのが良く判る。
４回やって一応全て正解はしたのだが見ていて気持ち良い選別では無かった。

訓練士の人から「無理して４回やろうと思わずに２回やって遊んであげても良いし、１回で遊んであげても良いよ。選別をする事を楽しい遊びと思わせてあげることが大事だ」と教えて貰った。
そういや～グッシーと選別の訓練をするとついつい何度もやってしまったり、集中しているとゼロ回答に挑戦してみたりとグッシーの気持ちを無視した飼い主の欲求で訓練をしている事に気付いた。

此処１ヶ月くらい選別の時の切れが無いのがこれが原因かもしれない。
まだまだグッシーには「やらねば成らない」の段階ではなくて「モット楽しく」の段階なのであろう。

訓練士さんからも「多分鼻は良いからもと楽しく出来るように」とか「シェパやラブなどと比べずにボクサーとしての正確をもっと知るべき」とアドバイスを頂いた。
色々と考えさせられる事があって奥深いと改めて思わされた。

近くの川を使って広いところでの訓練を増やそうと計画。
場所はあそこと、あそこ。

しかしながらトラックから降りてくる子全てがノーリードでも他の犬の所へ行く事もなく、地面の匂いを嗅ぐ事もなく立派である。
グッシーと言えば匂いが気になって仕方がないようであった。

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